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単身世帯増加率No.1の福岡市!若者が集まる理由と不動産の魅力を解剖

2023.10.06 (最終更新:2026.05.19)

コラム記事117のメイン画像 福岡

「住みやすい街」と言われることの多い福岡市ですが、特に若い単身の人に選ばれやすい傾向があります。若者や単身世帯がどのくらい多いのか、他の都市とのデータを比べながら、解説していきます。また、単身の方に選ばれるのにはどんな理由があるのか、若者に選ばれる理由は何かなど、福岡市の魅力を紹介します。


福岡市は単身世帯に人気の都市といえる6つの理由

福岡市は単身世帯に非常に人気のある都市です。その理由をこの章では解説していきます。

 

(1)【全国1位】単独世帯増加率

(2)【全国1位】もっとも住みたい都市

(3)【全国2位】政令指定都市で若い都市

(4)【全国4位】単独世帯の数

(5)【全国上位】生産人口の割合

(6)【5割以上】単独世帯数

 

 

(1)【全国1位】単独世帯増加率

単身世帯増加率

出典:総務省統計局 国勢調査(平成2年〜令和2年)

 

1990年〜2020年の30年間の単身世帯増加率において、福岡市は58.80%で全国第1位となっています。

その他の上位は大阪市、神戸市、横浜市、名古屋市と成長著しい全国の主要都市が並ぶ中、そのトップを福岡市が飾っています。

30年間での成長率ということで、福岡市の長い期間での成長が窺えるといっても過言ではないでしょう。

 

 

なお、人口減少が進むと不動産投資にどのような影響があるのでしょうか。

詳しい内容を以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

 

少子化が不動産投資に与える影響とは?成功を目指すための投資方法

少子化が不動産投資に与える影響とは?成功を目指すための投資方法

 

 

(2)【全国1位】もっとも住みたい都市

もっとも住みたい都市

引用:FUKUOKA GROWTH 2024

 

「FUKUOKA GROWTH 2024」の調査データによると、全国の市区町村を対象とした「最も住みたい都市」ランキングにおいて、福岡市が堂々の第1位を獲得しました。

特筆すべきは、2020年から「4年連続トップ」という揺るぎない実績です。

 

実際の得票状況を見てみると、福岡市は1,306票を集めており、横浜市(773票)や大阪市(450票)といった日本を代表する大都市を大きく引き離しています。

この圧倒的な都市ブランド力と居住意欲の高さは、若者や単身者が進学・就職、あるいは移住の拠点として福岡を選ぶ強力な動機となっています。

 

「いつか住んでみたい」という全国からの憧れが継続的な人口流入を生み出しているため、長期的な視点で見ても、賃貸需要が衰えにくい非常に心強いデータといえるでしょう。

 

 

(3)【全国2位】政令指定都市で若い都市

【全国2位】政令指定都市で若い都市

出典:福岡市「令和7年度 指定都市基本施策比較検討調〈予算編〉」

 

福岡市の賃貸市場を語る上で欠かせないのが、都市としての「圧倒的な若さ」です。

2020年の国勢調査を基にしたデータ(福岡市「令和7年度 指定都市基本施策比較検討調」)によると、福岡市の平均年齢は43.9歳を記録しました。これは全国20の政令指定都市の中で、神奈川県川崎市に次いで第2位の若さです。

 

多くの地方都市が急速な高齢化に直面する中、福岡市は全国平均や他の主要都市と比較しても、活気に満ちた年齢構成を維持しています。

特に大学や専門学校、IT企業などの就職先が都心部に集中しているため、進学・就職を機とした20代前後の流入が絶えません。

 

この「若い力の継続的な流入」こそが、ワンルームマンションなどの単身者向け住居における強固な需要の下支えとなっています。

 

 

なお、福岡市は政令指定都市の中で人口増加率が全国でNo.1です。

これも福岡市の魅力の1つです。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ、ご覧ください。

 

全国トップクラスの人口増加都市、福岡市!2050年将来人口でも全国3位の伸び率

全国トップクラスの人口増加都市、福岡市!2050年将来人口でも全国3位の伸び率

 

 

(4)【全国4位】単独世帯の数

単独世帯が多い市区町村ランキング

出典:総務省統計局「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」に基づき作成

 

2020年度の総務省の調査によると、単独世帯が多い市区町村ランキングでは福岡市は単独世帯数が431,231世帯で日本全国の中で第4位になります。

なお、第1位は大阪市、第2位は横浜市、第3位は名古屋市となっています。

 

 

(5)【全国上位】生産人口の割合

年齢3区分別人口-全市・行政区別

出典:福岡市「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要」(総務省統計局)

 

令和2年国勢調査の結果から、福岡市の人口を3つの区分に分けた年齢別にみると、15歳未満人口は204,973人(構成比13.4%)、15歳~64歳人口は990,298人(同64.5%)、65歳以上人口は338,930人(同22.1%)となっています。

 

全国では、15歳未満人口、15歳~64歳人口、65歳以上人口のそれぞれの比率は12.1%、59.2%、 28.7%となっており、福岡市は全国に比べ、65歳以上人口比率が低く、15歳未満人口及び15歳~64歳人口比率が高いです。

 

このことから、福岡市は経済を支える生産年齢人口が多く、労働力を確保しやすい都市だといえます。

 

 

(6)【5割以上】単独世帯数

家族類型別一般世帯の推移

出典:福岡市「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要」(総務省統計局)

 

2020年時点の全国の単独世帯の割合が38.1%であるのに対し、福岡市の単独世帯は一般世帯の5割を超えています。

総世帯数は、830,051世帯で、一般世帯の増加率は8.7%となっており、人口増加率の4.8%よりも高いです。

 

家族類型別世帯割合の推移

出典:福岡市「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要」(総務省統計局)

 

世帯の家族類型別でみると、一般世帯のうち、親族世帯が47.0%、単独世帯が52.0%でした。

増減率は、親族世帯が3.5%上昇したのに対し、単独世帯は13.6%も上昇しています。

 

全国的にも単独世帯の割合は上昇しています。

中でも、若い世代の転入の多い東京都全体の単独世帯は50.26%となっていますが、その東京都と比べても、福岡市の単独世帯率52.0%という割合の方が高くなっています。

福岡市は全国的に見ても一人暮らしの住民がかなり多いエリアです。

 

 

福岡市が若者に選ばれる3つの理由

福岡市は、15歳から29歳以外の年齢層では転入、転出がほぼ同数なのに対して、15歳から29歳までの若者の転入が転出と比べて非常に多いです。

福岡市に若者が選ばれる理由を3つ紹介します。

 

(1)学生の街:豊富な教育機関が集まっているから

(2)ビジネスの街:スタートアップと企業立地の活性化しているから

(3)女性に選ばれる街:高い若者率と住みやすいから

 

 

(1)学生の街:豊富な教育機関が集まっているから

福岡市は、進学を機に九州全域や近隣諸国から若者が集まる「学生の街」としての側面を持っています。

市内には、キャンパスを構える実学系の14大学(※通信制のサイバー大学を除く)が設置されており、在籍する大学生の数は約7.2万人、専門学校や短期大学なども合わせると約11万人もの学生がこの街で学んでいます。

 

これほど多くの学生が集中している背景には、地下鉄やバス網の整備により通学利便性が極めて高いことや、サービス業を中心としたアルバイト先が豊富な都市環境が挙げられるでしょう。

 

不動産運用の視点で見れば、毎年春には数万人規模の学生が卒業・入学によって入れ替わるため、ワンルームマンションなどの単身者向け物件には、常に新鮮かつ安定した居住需要が供給され続ける構造となっています。

 

 

(2)ビジネスの街:スタートアップと企業立地の活性化しているから

スタートアップ企業

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

福岡市の起業率は、5.3%と全国21都市中No.1です。

スタートアップやベンチャー企業への支援も手厚いため、福岡市では起業も多い土地柄となっており、これが若者を惹きつけている理由の1つです。

 

他にも福岡市には上場企業が支店を構えるだけでなく、本社を置く企業も多数あります。

企業立地を福岡市に促すための支援が行政で充実しており、2021年までの10年間で福岡市での立地企業数は500社を超えています。

 

 

(3)女性に選ばれる街:高い若者率と住みやすいから

若者率大都市中1位

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

東京23区を含めた21大都市の中で福岡市の若者率は17.6%とトップになっており、女性の若者率も9.2%と他の都市の中でも一番多いことも特徴的です。

若者世代はさまざまな可能性を秘めています。その人口が福岡市に増えているということは福岡市も大きく変化する可能性を秘めていると言っても過言ではないでしょう。

若い女性にとっても住む場所として選ばれやすい都市であることがわかります。

 

 

単身者にとっての福岡のいいところ4選

単身者にとって魅力的な以下4点を他の都市と比べていきます。

 

(1)福岡市民の生活満足度が高い

(2)主要大都市の中で最も物価が安く、コスパがよい

(3)福岡市の通勤時間は6割が30分未満の職住近接型

(4)大都市に比べて家賃が安い

 

 

(1)福岡市民の生活満足度が高い

福岡市の満足度

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

2023年度市政に関する意識調査では福岡市民の98.2%が「福岡市が住みやすい」と回答し、95.4%の人は「福岡市に住み続けたい」と回答しています。

福岡市民が満足している項目の中で、「買い物の便利さ」や「交通の便」、「物価の安さ」などは単身の方にとっても嬉しいポイントです。

外からの人気だけでなく、実際に住んでいる方から評価を受けているのはポイントが高いですよね。

 

 

(2)主要大都市の中で最も物価が安く、コスパがよい

大都市物価

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

「FUKUOKA GROWTH 2024」に掲載されている消費者物価地域差指数を見てみると、主要大都市の中で福岡市は最も低い水準にあります。

全国平均(100)をも下回っており、東京23区と比べると8.2ポイントも低く、福岡市では生活コストを大幅に抑えて暮らすことができます。

 

特に家賃や食料品といった毎月の基礎的な支出がリーズナブルに収まるため、都市ならではの利便性を享受しつつも経済的なゆとりを持ちやすいのが特徴です。

 

 

(3)福岡市の通勤時間は6割が30分未満の職住近接型

福岡市の通勤時間は6割が30分未満の職住近接型

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

福岡市では約6割が30分未満で通勤できます。

1時間未満だと9割以上が通勤できているので、他の都市と比べて職場から近いところに住みやすいです。

 

特に首都圏から転勤で来た方からはこの近さは魅力に映るようで、帰りたくない!となる理由の一つとも言われています。

それだけ仕事の後などの自分の時間、家族との時間を多く確保しやすく、ワークライフバランスをとりやすいのも魅力の1つです。

 

 

(4)大都市に比べて家賃が安い

東京、大阪と比較して安価な住居費

出典:FUKUOKA GROWTH 2024

 

福岡市が単身者に選ばれやすい理由の一つに、大都市と比べると家賃が安いという特徴があります。

福岡市自体がコンパクトな都市として多くの方に選ばれているため、生活満足度が高くなっています。

それにも関わらず、物価水準が低く抑えられるのは魅力の1つと言えるでしょう。

 

東京や大阪などのメガシティは、住居費用も高く、多くの人は郊外や市外に住んで、長い 通勤時間をかけて毎日通勤する方が大半です。

70㎡換算の共同住宅家賃水準は、東京都区部で、80%以上が10万円を超えるのに対し、福岡市は、70%以上が10万円未満です。

 

 

なお、日本全国では少子化の影響を受けて人口が減少している中、福岡市は2040年まで人口が増えると予想されています。

その理由と人口増加を活かした投資方法を以下の記事で詳しく解説しています。

気になる方はぜひ最後までご覧ください。

 

福岡市に不動産投資しても大丈夫?10年連続地価上昇が続く福岡市、その要因を解説!

福岡市に不動産投資しても大丈夫?10年連続地価上昇&2040年までの人口増が推計される福岡市、その要因を解説!

 

 

福岡市は、利便性が高い一方で、生活コストが低いという非常に暮らしやすい都市

福岡市は大都市の中で第4位の単独世帯数を誇り、実に全世帯の半数以上が単独世帯で構成されている都市です。

毎年、大学進学や就職を機に多くの若者が転入してくるため、若い単身者向けのサービスやインフラが充実しており、初めての一人暮らしでも安心して新生活をスタートできる環境が整っています。

 

さらに見逃せないのが、生活と時間のコストパフォーマンスの高さといえるでしょう。

主要大都市で最低水準という「物価の安さ」によって経済的なゆとりが持てるだけでなく、約6割の人が通勤・通学時間を30分未満に抑えられている点も大きな強みとなっています。

 

このように、優れた都市機能による利便性を享受しながら生活コストを最小限に抑えられる福岡市は、単身者にとって理想的な住環境であり、不動産市場としても底堅い賃貸需要が期待できる魅力的なエリアです。

 

 

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