不動産投資とは?
不動産投資とは簡単に言うと、不動産を買って、その不動産を誰かに貸したり売却して利益を得ようという投資です。
「不動産」というと、少し堅苦しい表現になりますので、ここでは戸建てやアパート、マンションなどをイメージをもってもらえれば大丈夫です。
利益がでるのは例えばこのような場合です。
(1)家賃収入:マンションを誰かに貸したら「家賃収入」を得ることができます。
(2)売却益:買った時よりも高い値段で売ることができたら売却益を得ることができます。
株式投資も株式を保有していたら配当金がもらえますし、買った時よりも高い金額で株式を売ることができたら売却益を得ることができますので、株式投資も不動産投資も儲けが出る構造は似ています。
株式投資との違いを理解しよう
儲けが生まれる仕組みは株式投資も不動産投資も似ているという話をしました。
もう少し不動産投資の特徴を理解しやすくするために、株式投資との違いを考えてみましょう。
両者にどんな違いがあるかについて、インターネットや書籍にたくさんの情報が出ておりますが、個人的には次の3つが特徴的な点だと思っています。
株式投資との違い①『初期費用』
一般的に不動産投資の方が株式投資に比べて初期費用が大きいです。
株式投資は数万円程度で始めることが可能ですが、不動産投資は最低でも数百万円はかかると思います。
不動産投資をするときは、まず不動産を購入する必要がありますが、最低でも数百万円はかかり、ときには不動産を購入するためのローンを組むこともあります。こういった点から不動産投資がリスクが高いといったイメージが持たれているのかもしれません。
株式投資との違い②『流動性』
一般的に株式は流動性が高く、不動産は流動性が低いです。
ざっくりしたイメージとして、流動性は「売れやすさ」だと思っていただければと思います。
もう少しわかりやすく言うと、不動産投資は売れるのに時間がかかるということです。
例えば、株式は売りたいと思ったら、比較的すぐに売れます。一方、不動産は株式ほど簡単には売れません(もちろん、人気物件だったら即売れることもありますが)。
株式投資との違い③『所得税の取り扱い』
不動産を賃貸したら「家賃収入」が得られます。株式を保有していると「配当金」が得られます。
どちらも保有していることで得られる収入という点や所得税の対象になる点は同じです。
しかしながら、所得の区分が異なります。
不動産の家賃収入は「不動産所得」、配当金は「配当所得」に区分されて所得税が計算されるのです。それぞれ計算方法が異なりますので、確定申告を行う際には注意をする必要があります。詳細な計算方法については今後の記事で説明したいと思います。
まとめ
今回は不動産投資の仕組みについて、株式投資と違う点をご紹介しました。
不動産投資に興味はあるけど難しそうといったイメージなど、まだまだ敷居が高い不動産投資ですが、きちんと知ることでそのハードルは下がりますので、ぜひ次の記事も読んでみてください。
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この記事を書いた人:川名公認会計士事務所 代表 川名大哉
東京生まれ、東京育ち。2017年7月に福岡市へ移住してきた公認会計士・税理士。早大卒業後、あずさ監査法人で会計監査に従事、2021年10月に会計事務所を設立する。
中小企業の経営者や個人事業主の良き相談相手として、「お金とゆとりを生み出す」をモットーに福岡市で税務・会計サービスを提供する。
趣味はホークス戦観戦、サウナ巡り、暗号資産取引。
ホームページはこちら川名公認会計士事務所