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テック株暴落対策2026|今日からできる資産防衛3ステップ

2026.05.01

コラム記事246のメイン画像 投資

2026年、NISAや米国株で資産を増やしてきたが、最近の下落が不安な方へ。AIバブルや金利、地政学リスクが重なる今、資産を守るための具体的な分散投資の方法をわかりやすく解説します。


2026年のテック株市場、なぜ今リスクが高まっているのか

2020年代前半のAIブームを経て、米国のテック株は大きく値上がりしました。しかし2026年に入り、その相場環境は変わりつつあります。

 

AIへの期待が高まる一方で、その期待が本当に業績に結びつくのかという疑問も広がっており、市場は不安定な状態が続いています。

 

 

(1)AIバブルへの過熱感と金利の影響

2024年以降の米国株と米金利政策

出典:2026年の米国株見通し:ハイテク集中から広がる分散投資の潮流

 

AI関連企業への資金集中が続いた結果、株価の水準は歴史的に見ても高くなっています。米国の資産運用会社フランクリン・テンプルトンの見通しでも、AIブームへの期待と警戒が交錯する状態が続くと指摘されています。

 

テック株のような成長株は、将来の利益への期待で値段が決まります。

 

米国の長期金利が高い水準で推移している現在、その将来の利益の価値が小さく見積もられるため、株価には下落圧力がかかりやすい状態です。

 

 

(2)地政学リスクが引き起こす突発的な下落

3月の市場動向

出典:先月のマーケットの振り返り(2026年3月) | 三井住友DSアセットマネジメント

 

2026年3月には中東情勢の悪化をきっかけに原油価格が急騰し、株式市場が大幅に下落しました。この局面では割高感のあったハイテク株の下落幅が特に大きくなりました。

 

地政学的なリスクは予測が難しく、突然やってきます。テック株に資産が集中している状態では、こうした出来事一つがポートフォリオ全体に大きなダメージを与えかねません。

 

 

(3)PERから読む、今の米国株の割高感

米国株と米国高配当株の予想PER

出典:2026年の米国株見通し:ハイテク集中から広がる分散投資の潮流

 

株価の割高・割安を見る指標として、PER(株価収益率)があります。これは株価が1年間の利益の何倍にあたるかを示すもので、数値が高いほど将来への期待が大きいことを意味します。

 

S&P500のここ5年平均PERはおよそ20倍程度ですが、現在の米国ハイテク株の中にはこれを大きく上回る銘柄が多くあります。

 

フランクリン・テンプルトンは、こうした銘柄は小さな悪材料でも急落しやすいと明確に指摘しています。

 

自分が保有しているテック株のPERを一度確認してみることをおすすめします。

 

 

テック株一極集中が抱えるリスク

NISAや米国株インデックスで資産を増やしてきた方の中には、気づかないうちにポートフォリオがテック株に偏ってしまっているケースが少なくありません。この状態には、いくつかのリスクが潜んでいます。

 

 

(1)AI投資の収益化が遅れるリスク

米大手ハイテク企業の設備投資見通し

出典:2026年の米国株見通し:ハイテク集中から広がる分散投資の潮流

 

AIへの巨額投資が実際の利益に結びついていない企業は、2026年の市場では特に厳しく評価されます。

 

フランクリン・テンプルトンは、セクター全体が一律に買われる時期は過ぎ、利益を生み出せるかどうかで銘柄が選別される局面に入っていると述べています。

 

AI関連銘柄を漠然と保有し続けることは、このリスクを見逃すことにつながります。

 

 

(2)金融政策の転換と業績期待のリスク

テック株の評価は、低金利・金融緩和が続くという前提の上に成り立っています。FRB(連邦準備制度理事会)が利下げペースを落としたり、日本でも政策金利の引き上げが進んだりすれば、成長株から資金が流出しやすくなります。

 

2026年EPS伸び率出典:2026年の米国株見通し | 三井住友DSアセットマネジメント

 

また、三井住友DSアセットマネジメントの2026年の米国株見通しによれば、2026年末のS&P500は7,200ポイントを予想しています。

参照:【市川レポート】2026年の米国株見通し

 

これには2桁のEPS(1株当たり利益)の成長が前提です。この前提が崩れたとき、失望した投資家の売りが集中し、急激な下落が起きる可能性があります。

 

期待値が高い相場ほど、少しの悪材料が大きな下落につながるリスクがあることを意識しておく必要があります。

 

 

【ステップ1】ポートフォリオをリバランスする

テック株への集中リスクを下げるための最初のステップは、ポートフォリオ全体のバランスを見直すことです。分散には大きく3つの方向性があります。

 

 

(1)セクター分散:エネルギー・高配当株への資金移動

同じ株式の中でもセクター(業種)を広げることが有効です。

 

エネルギーや素材関連の株は原油・資源価格と連動して動くため、テック株が下落する局面でも比較的影響を受けにくい場合があります。

 

また高配当株は株価の変動が落ち着いており、配当収入がポートフォリオの安定に寄与します。フランクリン・テンプルトンも、ディフェンシブ株や高配当資産への関心が高まっていると述べています。

 

 

(2)地域分散:日本株・新興国株の組み入れ

投資する地域を広げることも大切です。

 

日本株はコーポレートガバナンス改革が進み、企業の収益力や株主還元が改善しています。金融庁では、コーポレートガバナンス・コードの次期改訂に向けた公式な議論を開始し、資本効率の改善と企業価値の向上に向けた取り組みが新たな段階に入りました。

 

資産全体の10〜20%程度を日本株や新興国株に振り向けるだけでも、米国株への依存度を下げる効果があります。

 

 

(3)資産クラス分散:債券の組み入れ

株式以外の資産クラスとして債券を組み入れることも有効です。

 

株式市場が大きく売られる局面では、安全資産として債券に資金が集まりやすく、ポートフォリオ全体の下落幅を和らげる効果が期待できます。

 

金融資産全体の10〜20%を目安に検討してみてください。

 

 

(4)リバランスの具体的な手順

まず、現在のポートフォリオにおけるテック株・グロース株の比率を確認してください。金融資産全体の50%を超えている場合は、集中リスクが高い状態です。

 

NISAで積立をしている方であれば、積立の配分設定を見直すことが最も手軽な第一歩です。

 

テック系インデックスへの配分を少し減らし、日本株ファンドや高配当株ファンド、債券ファンドへの配分を増やすだけでも、時間をかけてバランスを改善できます。

 

すでに保有しているテック株を一部売却して他の資産を購入する方法も有効ですが、利益が出ている場合は税金の影響も考慮した上で判断してください。

 

 

【ステップ2】株式以外の実物資産へ分散する

株式市場全体が下落するような局面でも、価格が大きく崩れにくい資産があります。その代表が不動産などの実物資産です。

 

不動産の価格は株式市場の需給とは異なるメカニズムで決まり、インフレ時には建築コストや家賃が上昇するため、実質的な資産価値が守られやすい特徴があります。

 

 

(1)不動産クラウドファンディングという選択肢

不動産投資にはまとまった資金が必要というイメージがありますが、不動産クラウドファンディングを活用することで、少額(1万円程度)から不動産収益を得ることができます。

 

複数の投資家が少額ずつ資金を出し合い、運営会社が不動産の選定・管理を担う仕組みのため、個人が物件を購入・管理する必要がありません。

 

株式市場の暴落と直接連動しにくい利回りが期待できる点が、分散投資先としての魅力です。

 

えんfundingは、成長が続く福岡エリアを中心とした不動産案件を多く扱う不動産クラウドファンディングのプラットフォームです。テック株一極集中からの分散先として、こうしたサービスを参考にしてみてください。

 

 

(2)金(ゴールド)の役割

金(ゴールド)も実物資産の一つとして有効です。

 

地政学的な緊張が高まったり株式市場が混乱したりする局面で価格が上昇しやすい傾向があり、ポートフォリオ全体の値動きを安定させる効果が期待できます。

 

ゴールドETFや純金積立など、証券口座から手軽に始められる手段もあります。インフレ対策と暴落対策を兼ねた資産として、ポートフォリオの5〜10%程度を目安に検討してみてください。

 

インフレに強い実物資産については、以下の記事で解説しています。

 

現金は損?不動産投資がインフレに強い理由3選!投資リスクと成功ポイントを解説

現金は損?不動産投資がインフレに強い理由3選!投資リスクと成功ポイントを解説

 

 

【ステップ3】暴落局面で冷静に行動する

どれだけ備えていても、実際に株価が大きく下がると冷静でいることは難しいものです。ここでは、やってしまいがちな行動とその理由を整理します。

 

 

(1)パニック売りをしない

株価が急落したとき、すぐに売って損を止めようとする心理はよく理解できます。

 

しかし歴史的に見れば、株式市場はITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックといった暴落をすべて乗り越えて回復してきました。

 

底値で売ってしまうと損失だけが確定し、その後の回復による利益を得る機会を失います。暴落局面こそポートフォリオを見直す好機です。

暴落時に狼狽売りをしないリスク管理術については、以下の記事で解説しています。

 

新NISAでS&P500一本は危険?暴落時に狼狽売りしないリスク管理術

新NISAでS&P500一本は危険?暴落時に狼狽売りしないリスク管理術

 

 

(2)積立を止めない

ドルコスト平均法

出典:ドルコスト平均法とは?(投資信託のギモン解決集)

 

含み益が減っていくのを見て積立を止めたくなる気持ちはわかりますが、定額積立の最大のメリットはドルコスト平均法の効果にあります。

 

価格が下がったときに同じ金額で購入すれば、より多くの口数を買えます。暴落局面に積立を止めることは、最もお得に買えるタイミングを逃すことになります。

 

 

(3)全額を現金に戻さない

株式の価格変動を避けたい気持ちはわかりますが、インフレが続く現在の日本では銀行預金の利回りが物価の上昇率を大幅に下回っています。

 

現金で持ち続けるだけで、お金の実質的な価値は少しずつ目減りします。全額を現金に戻すのではなく、株式と連動しにくい実物資産へ分散することを検討してください。

 

 

テック株が怖くなったら、まず一つ動いてみましょう

この記事では、2026年のテック株暴落リスクとその対策について解説しました。重要なポイントを整理します。

 

●暴落リスクの背景:AIバブルへの過熱感・地政学リスク・金利の高止まり・業績期待のハードルの4つが重なっている。

 

●ポートフォリオの分散:エネルギー・素材・高配当株・日本株・新興国株・債券への分散が有効。

 

●実物資産の活用:不動産クラウドファンディングや金(ゴールド)など、株式市場と連動しにくい資産への分散が有効。

 

●やってはいけない行動:パニック売り・積立の停止・現金への全移動に注意する。

 

自分の資産状況や目標に合わせて、できることから少しずつ組み合わせていくことが大切です。株式以外の実物資産への分散に関心をお持ちの方は、えんfundingの提供する情報もぜひ参考にしてみてください。

 

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