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投資と投機どう違う?リスクを抑えて安定して収入を得るにはどっちが正解?

2023.11.24

コラム記事126のメイン画像 投資

なかなか上がらない給料やどんどん上がっていく物価に悩まされ、資産を増やす方法を考えている人も多いでしょう。 資産を増やす手段というと投資や投機といった言葉が連想されますが、実際にこの二つはどう違うのでしょうか? この記事では投資と投機の違いについて解説し、リスクを抑えて資産を増やしたい人にはどちらの資産運用が正解なのかを考えていきます。


「投資」と「投機」の違い

お金を預けて資産を増やす方法に「投資」と「投機」があります。
実はこの二つに明確な定義はありません。

では、投資と投機の違いをどのように考えればいいのでしょうか。

 

一般的に投資と投機の違いは「利益を得るまでの期間」によって決まります。
たとえば「中長期的に利益を狙う」のであれば投資、「短期的に利益を狙う」のであれば投機にあたります。

 

さらに、もう一つの違いは、投資では「資産価値」に焦点を当てます。
一方、投機では「価格変動」に焦点を当てて出資の判断をします。

 

投資と投機の違い

 

 

投資とは

投資は中長期的に行うものであり「将来的な利益」を得るための出資です。
主に、株式や債券、投資信託、不動産などに出資する方法があります。

 

投資で得られる利益には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類があります。キャピタルゲイン‥‥資産の売買によって発生する差益のこと

インカムゲイン‥‥資産を保有していることによって発生する配当や分配金などのこと

 

投資ではこの2つの利益を得ることができますが、主にインカムゲインを期待して投資することが多いです。

 

下記記事に詳しい解説がありますので気になる方はこちらもご覧ください。

株式を買って投資したら、なぜ利益が出るのか?インカムゲインとキャピタルゲインを知ろう!

 

投機とは

投機とは、短期的な相場の値動きから利益を得るものです。
価格動向の予測が重要で、売買するタイミングによって利益が左右されます。
比較的運の要素も強いのが投機の特徴でもあります。

 

また、投資と異なり、資産の価値そのものの向上というより、短期間での価格変動に焦点が置かれます。
短期間で大きな利益をあげられる可能性もありますが、その分リスクも高くなります。

 

投機には、短期間での価格変動が比較的大きなFXやデイトレード、先物取引、金などに出資する方法があります。

 

 

ギャンブルと投機

投機の特徴を理解すると、投機はギャンブルと似ていると思う方もいるかもしれません。
ここでは、ギャンブルと投機の違いを説明します。

 

ギャンブルは、運営者(胴元と呼ぶ)が利益を得るために賭け金から手数料を差し引いた金額を勝敗に応じて支払います。
運営者に資金(手数料)が入ることが前提となっているため、参加者の損益の合計は減っていきます。

 

ギャンブルでは「還元率」という言葉を用いて賭け金に対して賭けた人に戻される金額の割合を表します。
仮に、還元率が80%だとしたら、賭け金の80%が戻ってきて、残りの20%は胴元に入ります。

 

日本で認められているギャンブルの還元率はパチンコが約85%、公営競技(競馬、競輪、オートレース、競艇)が約75%、サッカーくじが約50%、宝くじが約45%です。
つまりギャンブルは、続ければ続けるほど胴元の手数料が増えるため、確率的には負ける(マイナスになる)仕組みになっているのです。

 

ギャンブルは「娯楽として楽しむこと」が大半の人の目的であり、その対価として運営者が利益を得るシステムとなっています。
そのため、基本的には参加者の収支はマイナスとなることを覚悟しておきましょう。

 

短期間でハイリスク・ハイリターンを狙うことができるため、勝てば大儲けが期待できる分、負ければ大きく損をするリスクがあるという点では、ギャンブルは投機と似ていると言えます。

 

しかし、投機には胴元がおらず利益は取引に関わる手数料しか掛からず、基本的には勝者総取りとなるため、ゼロサムゲームとも表現されます。
つまり、胴元の有無が投機とギャンブルの違いになります。

 

投資のメリット

ここでは、投資のメリットについて解説します。
資産価値に焦点を当て、中長期的なスパンで出資する投資には以下の2つのメリットがあります。

投資のメリット(1)複利効果を生かせる

投資のメリット(2)少額や積立でコツコツ投資できる

 

 

投資のメリット(1)複利効果を生かせる

単利と複利

出典:雪だるま式に増える複利効果 – 日本経済新聞

 

複利とは、元本に利息がつき、その利息も含めた金額にまた利息がついていくことです。
長期間保有することで利息がどんどん高くなっていき、元金で得られる利益よりもさらに大きな利益を得られます。

 

一方、利息を元本に含まないのが単利です。
単利と複利では年々利益の差が開き、運用期間が10年単位になれば、数十万円〜百万円単位の差が生まれることもあります。

 

 

投資のメリット(2)少額や積立でコツコツ投資できる

投資では、投資信託や株式投資など、様々な種類の金融商品の中から投資先を選ぶことができます。
しかも、少額から投資ができて積立での投資も可能な金融商品もあり、毎月少額でコツコツと資産形成できることも投資のメリットです。
まとまった金額を用意しなくても始められるのでおすすめです。

 

 

投資のデメリット

中長期スパンで活用すれば複利の効果を発揮できて、かつ少額から始められる投資にもデメリットはあります。
デメリットとしてあげられるのは、主に以下の2つです。

投資のデメリット(1)一定の期間が必要になる

投資のデメリット(2)未来の収支予測が難しい

 

 

投資のデメリット(1)一定の期間が必要になる

株式投資では、企業の成長に期待した上で長期的な利益を求めるため、短期間で利益を出すことは難しいです。
企業の業績は良好でないこともあり、株価の上がり下がりもあります。
結果が出るまでには一定の時間がかかると思って待ちましょう。

 

また、不動産投資の場合は株式投資ほどの期間は必要ないかもしれませんが、入居者が入らなければ利益がありません。
初期費用もかかり、管理費などの維持費もかかるため、短期間で大きな利益を得るのは難しいです。

 

 

投資のデメリット(2)未来の収支予測が難しい

株式投資などでは短くても数年、長ければ数十年単位の未来を予測して株を購入するため、自分の予測通りに企業が成長するとは限りません。
コロナのような不測の事態によって経済全体が落ち込んでしまうこともあるし、会社の経営不振や最悪の場合は企業が倒産してしまう可能性もあります。

 

自身の都合で途中で出資を中止する事態になることもあります。
投資をやめるタイミングで株価が上がっていなければ、想定した利益があげられないリスクもあるので注意しましょう。

 

不動産投資では、入居者が入らなかったり、急な退去があったりすると安定した収益が出せないというリスクがあります。

 

また、「大学に近い土地で学生向けに不動産投資を行っていたら、大学が移転して需要がなくなった」など、土地そのものの価値が変動する可能性もあるので、リスク管理が必要です。

 

 

投機のメリット

運やタイミングに左右されてギャンブル性が高くて怖いと思われる投機ですが、もちろんメリットもあります。投機のメリットには以下の2点があります。

投機のメリット(1)短期間での利益を得られる

投機のメリット(2)こまめなチェックで大損は回避できる

 

 

投機のメリット(1)短期間での利益を得られる

株式やFXのデイトレードなどの投機は一日単位で取引を行うことが多く、その日のうちに収益が確定します。
将来性や企業の成長を考慮する必要がないため、長期で保有するリスクはありません。

 

株価や為替が上昇する瞬間を見逃さずに確実に利益を追っていけば、短期間でも利益を期待できます。

 

また、買った不動産を売って価格変動で利益を得る不動産投機では、家賃収入を得る不動産投資よりも短期間で収益を得られる可能性があります。

 

 

投機のメリット(2)こまめなチェックで大損は回避できる

投機はハイリスク・ハイリターンのイメージが先行しますが、頻繁に値動きをチェックしておけば、大損をする可能性を軽減することができます。

 

デイトレードでは、世界情勢や様々な経済指標などの情報を常にキャッチしておくと大きな値動きがありそうな場合にもある程度準備しておけるでしょう。

 

利益を確定や損切りをするタイミングを独自のルールとして決めておいて、感情に流されない取引を行っていくことで大きなリスクを回避できます。

 

 

 

投機のデメリット

投機は短期間での値動きするのでハイリスク・ハイリターンですが、それ以外のデメリットもしっかり抑えておきましょう。

投機のデメリット(1)コストが大きい

投機のデメリット(2)取引の手間がかかる

 

 

投機のデメリット(1)コストが大きい

短期間での売買がメインの投機では、売買する度に手数料などのコストがかかるため、投資よりも必要経費が高くなってしまうことに注意が必要です。

 

利益を確保できるように手数料を想定した上で取引を行ったり、コストを抑えるために手数料が安い証券会社を利用するなどの工夫をしましょう。

 

また、不動産投機も短期間での売却を前提としていますが、物件購入には仲介手数料などの様々な諸費用がかかります。
売却までの所有期間によっては管理費用や税金などもかかる可能性があり、購入と売却のコストが高くなりやすいです。

 

 

投機のデメリット(2)取引の手間がかかる

投機は短期間で何度も売買を繰り返し、少しずつ収益を得る方法が一般的で、そうすることでリスクも下がります。
しかしその分、取引に時間や手間がかかります。

 

取引に慣れるまでは時間もかかり、なかなか取引回数を増やしていくことができません。
売買での収益よりも、取引などにかかる時間や手間のせいで見合った収益が得られない可能性もあります。
効率的に取引ができるようになるまでにはある程度の時間と経験が必要です。

 

 

初心者には少額からの「投資」がおすすめ

ここまで投資と投機について解説してきました。これから本格的な資産運用に取り組みたいという方におすすめなのは、投機ではなく投資です。

 

投資には株式投資、投資信託など金融商品の種類も多く、少額からでも始められます。

 

株式投資など以外にも現物の不動産に投資を行う不動産投資という方法もあります。

 

不動産投資は不動産を購入するまとまった資金が必要なのでハードルが高いと思う方も多いかもしれませんが、実は不動産クラウドファンディングという少額で始められる不動産投資をすることもできます。

 

不動産クラウドファンディングの仕組みとは?他の投資との比較も紹介

 

えんファンディングの不動産クラウドファンディングなら、1万円から始められ物件の管理は管理事業者にすべて任せられるので知識はいりません。
賃貸経営に重要な立地の面でも、成長著しい福岡市を拠点にした物件を扱っているので入居率も非常に高いです。

 

 

リスクを抑えて中長期での収益を目指して「投資」しよう

この記事では投資と投機について解説しました。
長期的に投資先の将来性を見据えながら利益を追求するのが「投資」、価格変動を予測し短期間で売買して利益を得るのが「投機」です。

 

投機で一気に大金を手にしたいと思うかもしれませんが、それに見合ったリスクを背負う覚悟が必要です。
それよりも、リスクを抑えて安定した収入を得られる可能性の高い投資をおすすめします。

 

この記事を読んでいる方の多くは会社員や公務員など一定の安定した収入を得られていると思います。

その収入の一部を投資に回してコツコツと積み上げていくことで将来の安心を備えましょう。

 

 

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