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仮想通貨で街歩き?マーケティング目線で見るSTEPN

2022.06.14

コラム記事12のメイン画像 ブロックチェーン

街を歩くだけで暗号通貨を稼ぐことができるアプリがあることをご存知でしょうか? 最近話題になっているSTEPN、その内容とマーケティング目線で見た可能性について考えます。


街を歩くだけで暗号通貨を稼ぐことができるアプリがあることをご存知でしょうか?

 

STEPNは、ユーザーがウォーキングやジョギングから暗号通貨の報酬を得ることができるアプリです。

 

Solanaブロックチェーン上の「move-to-earn」アプリケーションとして、デジタル資産市場で注目を集めています。

 

日本でも大きな話題となり、さまざまな経済新聞に取り上げられました。

 

そこで今回は、マーケティング目線からSTEPNのポイントを解説したいと思います。

 

 

 

STEPNのサービス概要

 

まずは、STEPNのサービス概要について見ていきましょう。

 

主に、以下4つの特徴が挙げられます。

(1)Move2Earm搭載のフィットネスアプリ 

(2)NFTスニーカーの売買とレンタル

(3)GSTとGMTの2つのトークンシステムを採用

(4)走ることで独自通貨GSTが稼げる

 

(1)Move2Earn搭載のフィットネスアプリ

 

2015年の調査によると、米国の全人口うち、人口の15%が何かしらのアプリを使用してフィットネス活動をしており、

STEPNはフィットネス業界と仮想通貨業界を繋ぐ新しいプラットフォームとして、今後大きく拡大していく可能性があります。

 

(2)NFTスニーカーの売買とレンタル

 

STEPNは無料で始めることはできません。

 

ユーザーは最初にスニーカーのNFTを買う必要があります。

 

執筆時点では、STEPNのNFTスニーカーの現在の最低料金は約5-6SOL(現在の価格で約2.5-3万円)です。 

 

 

 

また今後、スニーカーをレンタルすることができる機能も追加される予定ですが、実装時期は未定となっております。

 

レンタルする場合は、GSTのゲーム内の報酬は自分でスニーカーを買ったときよりも少なくなるため注意が必要です。

 

しかし、レンタルすることで、初期費用なしで始めることができるようになるかもしません。

 

(3)GSTとGMTの2つのトークンシステムを採用

 

3つ目の特徴は、STEPNにはGSTトークンとGMTトークンの2つの仮想通貨を採用している点です。

 

それぞれの役割は以下の通りです。

 

・GST : ゲーム内の報酬などのユーティリティトークン

・GMT : ガバナンストークン

 

この2つのトークンシステムによって、STEPNに関する注目度も高くなっています。

 

(4)走ることで独自通貨GSTが稼げる

 

STEPNのスニーカーNFTには、ウォーカー、ジョガー、ランナー、トレーナーの4種類があり、それぞれ取得できるエネルギーが異なっています。

 

引用: STEPNホワイトペーパー

 

エネルギーは、GSTを獲得する毎に一定量が消化されます。そして、6時間経過する毎に最大値の25%相当が自動で充電され、スニーカーNFTの保有数と種類によって最大値が決まっています。

 

 

例えば、普通のレア度(コモン)の靴を1足もっているとエネルギーの最大値は2となり、およそ10分間GSTを獲得できる事になります。

 

引用: STEPNホワイトペーパー

 

 

最盛期にはプロのプレーヤーは60分間のウォーキング/ランニングで1日300ドルから450ドルを稼ぐことができると言われ、盛り上がりました。

 

獲得したGSTトークンは、STEPNのアプリ内スワップ機能を介し、別の仮想通貨に交換してアプリ外のウォレットに引き出すこともできます。

 

STEPNをマーケティング目線で見た事業のポイント

 

さて本題ですが、マーケティング目線で見た事業として、どのようなポイントがあるのでしょうか。

 

以下の四つのポイントがあると考えられます。

 

(1)わかりやすいゲームとして楽しめる

(2)「仮想通貨=難しい」のイメージをUIやサービスで解消しており、ハードルをさげている

(3)多数の新たな仮想通貨ユーザーを獲得できており、STEPNで仮想通貨を始める人が増えている

(4)今後の仮想通貨への入口となっている

 

それぞれ詳しく説明していきます。

 

(1)わかりやすいゲームとして楽しめる

 

STEPNのコンセプトは走って(歩いて)稼ぐことにあり、初心者でも分かりやすく、参入しやすいゲームとなってます。

 

近年のブロックチェーンゲームは、対戦型や不動産など複雑なゲームが多く、資金力や技術、スキルによって稼げる金額に差が出てしまいます。

 

一方で、STEPNの場合は、走る(歩く)だけなので誰でも稼ぐことができるゲームとなってます。

 

(2)「仮想通貨=難しい」のイメージをUIやサービスで解消しており、ハードルをさげている

 

2つ目のポイントとしては、難しいイメージを払拭して、簡単なサービスを多数展開しているという点です。

 

STEPNはアプリをリリースしており、非常に見やすく簡単な操作で行えます。

 

STEPNアプリ

 

また、下記のようなサービスも今後実装予定であり、ユーザーがハードル低く楽しめるゲームとなってます。

・クエストシステム

・レンタルシステム

・オンラインマラソン

・コミュニティイベント

 

 

(3)多数の新たな仮想通貨ユーザーを獲得できており、STEPNで仮想通貨を始める人が増えている

 

STEPNは、move2earnゲームとして、大きな話題となったことから、新たな仮想通貨ユーザーを獲得してきました。

 

・健康アプリは需要が高い

・NFTを保有できる

・レア度が違うことで希少性が上がる

・2つの仮想通貨システムを採用している

 

 

このような理由から、多数の新規ユーザーを獲得しています。

 

(4)今後の仮想通貨への入口となる

 

最後に上げられるポイントとしては、STEPNを通して、仮想通貨の知識を深めることができる点です。

 

STEPNを始めるには、仮想通貨イーサリアムやSOLなどを購入する必要があり、日本の取引所も開設しておく必要があります。

 

そのため、仮想通貨業界における常識やルールに触れるいい機会となっています。

 

まとめ:STEPNを始めてみよう

 

以上のように、マーケティング目線で見るSTEPNは、シンプルかつわかりやすいサービスから、新規ユーザーを獲得していることがわかります。

 

 

STPENは、人々が健康を維持することでお金を稼ぐことができる、現時点で最も可能性のあるmove2earnNFTゲームの1つです。

 

アプリをダウンロードしたら、簡単なステップで始めることができます。

 

 

ぜひ、この機会に今回の記事を読んでSTEPNを始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 
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