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次世代クラウドファンディングの「FiNANCiE」とは?コミュニティトークンの価値を解説

2024.04.16

コラム記事147のメイン画像 ブロックチェーン

昨今では、クラウドファンディングの分野においても様々なサービスが誕生しています。そんな中でも「最近、FiNANCiEってよく聞くけど、そもそも何?」、「クラファンとトークンってどんな関係があるの?」「クラファンなの?投資なの?」などといった、FiNANCiEに関するたくさんの疑問の声を耳にします。 この記事では、次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」とはどんなサービスなのかを解説し、トークンの仕組みや注目のプロジェクトについても紹介していきます。


FiNANCiEとは

FiNANCiE Top

出典:株式会社フィナンシェ

 

FiNANCiE(フィナンシェ)とは、ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディング&コミュニティです。

コミュニティ機能を合わせ持つことが大きな特徴と言えます。

国内外のスポーツチームやエンターテインメントプロジェクトに多数採用され、ファンとの新たな交流やプロジェクト参加の仕組みとして活用されています。

 

FiNANCiEは、スポーツチームやクリエイターがサポーターとともに夢を実現するためのプラットフォームを提供しており、夢や目標を目指すスポーツチームやクリエイターを「オーナー」、オーナーを支援するファンを「サポーター」と呼び、それらによりコミュニティが形成されています。

 

オーナーは、トークンを発行・販売することで資金を獲得しつつコミュニティを形成することができます。

サポーターは、トークンを購入し、コミュニティを形成するメンバーとなり、オーナーと一緒に夢の実現に向けて知恵を絞るなど、オーナー側の視点に立って一緒に行動することができます。

 

従来のクラウドファンディングのような単なる資金調達の手段ではなく、スポーツチームやクリエイターとサポーターが夢に向かって共に進んでいけるコミュニティを作り出すことを狙っていて、そこにトークンエコノミーとブロックチェーン技術をうまく組み込んでいます。

 

ブロックチェーン技術を利用したトークンを使うことのメリットは大きくは以下の2つです。

●トークンに価値(価格の変動)が生まれ「トークンエコノミー」が成立し、コミュニティでの共創活動ができる

●トークンエコノミーにより、オーナーだけでなくサポーターにも金銭的なメリットがある

 

なお、ブロックチェーンについてはこちらの記事で解説しています。

初心者にもやさしいブロックチェーン解説!まずは歴史や仕組みを理解しよう。|不動産投資クラウドファンディング えんfunding

 

「ブロックチェーンを簡単に説明すると、ネット上の“取引を記録する”技術のことをいいます。

ブロックとは、過去の取引記録の一覧のこと。チェーンとは、ブロック同士をつなぎ合わせることをさします。

過去の取引記録の一覧を1つのブロックとして、これらをチェーンでつなぎ合わせたものが「ブロックチェーン」です。」

 

 

FiNANCiEの名前の由来

「Financie(フィナンシェ)」はフランス語で「焼き菓子」と「金融・資本家」という意味を持っています。

これからの時代の資本家は「自分の夢を応援、協力してくれる仲間がたくさんいる人」また「他人の夢を応援する人」であるとの考えから「FiNANCiE」と名付けられています。

 

これまでのクラウドファンディング

そもそも、クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた言葉からできています。

インターネットを通じて不特定多数の人々から少額ずつ資金を集めることがその特徴です。

 

イベントの企画や応援、お店や会社などが行うこれまでの資金調達方法と比べると手軽に始めることができます。

また、SNSなどを活用すれば拡散力が武器となって宣伝効果も発揮します。

受注後に商品やリターンを用意することができるため、必要以上の在庫を抱える心配もありません。

 

こうしたメリットから、新しい資金調達の手法として注目を集めているのがクラウドファンディングです。

そして、そのクラウドファンディングのさらに先をいっているのがFiNANCiEなのです。

 

FiNANCiEのサービスの仕組み

FiNANCiEサービスの仕組み

出典:https://www.corp.financie.jp/service

 

スポーツチームやクリエイターなどのコミュニティのオーナーが発行するトークンはCT(Community Tokenの略)と呼ばれます。

オーナーは資金調達時にCTを発行することで、サポーターにCTを販売して成長のための資金を調達できます。

サポーターはCTの保有量に応じてオーナーの活動に関与する権利を得ることが可能になります。

 

また、CTはコミュニティの参加権というだけなく、売買も可能です。

サポーターはCT購入後の価格上昇による利益が期待できる(※)ため、オーナーの活動の価値を高めることに対するインセンティブが働き、サポーターがオーナーの活動に積極的に関与し続ける共創関係がCTを介して構築されます。

 

CTによるトークンエコノミーにより、オーナーとサポーターが目的を共有し、それに向かって積極的に協力するコミュニティが構築されるのが、FiNANCiEのプラットフォームです。

 

※利益を保証するものではありません。CTを購入する際は、サービス内容を十分に理解し、自己の責任で行ってください。

 

 

FiNANCiEのプロジェクト

FiNANCiE プロジェクト

出典:FNCT.xyz

 

FiNANCiEには現在(2024年4月10日時点)252のコミュニティが活動していて、コミュニティに所属するメンバーの総数は96,033人にもなります。初期のトークン販売による一次流通と、一次流通後のFiNANCiE上でのトークンの取引(二次流通)を含めた流通取引総額は29.5億円に上り、多額の資金がやりとりされています。

 

FiNANCiE プロジェクト例

出典:https://www.corp.financie.jp/service

 

 

現在多くのWeb3プロジェクトが参加していて話題を集めています。

これらのプロジェクトは、すでに独自のコミュニティを持っていて、FiNANCiEに参加してすぐに多くのメンバーが登録されています。

 

プロジェクトの初期トークンが販売される日には即完売となることが多く、SNS上では「支援できなかった」といった投稿をよく目にします。

FiNANCiE スポーツチーム

出典:https://www.corp.financie.jp/service

 

欧州大手プロスポーツチームなどを中心に海外では、ブロックチェーン技術を利用したプロスポーツチームの「クラブトークン」が発行され、新しいファンサービス・クラブ応援ツールとして注目されています。

 

FiNANCiEは、2021年からスポーツクラブトークンに力を入れています。

Web3×スポーツに賛同するスポーツチームが増えていて、FiNANCiEを活用した多数のスポーツチームがクラブトークン発行を通じた資金調達及びコミュニティ運営には大きな成果を出しています。

 

 

FiNANCiEが生み出す価値

FiNANCiEで生み出される価値として特徴的なのが、トークンエコノミーです。

トークンエコノミーとは、トークンが運用されることで、継続的な経済活動やトークンを利用したコミュニティ活動が行われることです。

 

サポーターはオーナーのトークンを購入することで支援を行いますが、そのトークンはマーケットで売却することも可能です。

また、トークンを利用した投票や企画で、コミュニティでのオーナーとの共創活動ができます。

 

トークンエコノミーのメリットを3つあげてみます。

(1)プロジェクトやチームの活動内容がトークンの価値を生み出せる

(2)プロジェクトやチームのオーナーの資金調達によって活動が充実できる

(3)トークン保有者にインセンティブを与えられるコミュニティを形成できる

 

 

トークンとNFTの違い

FiNANCiEには掲示板のようなコミュニティ機能があり、コミュニティ参加者同士で、コミュニティトークンをプレゼントしあえます。運営から、参加者にトークンをプレゼントすることもできます。

 

Web3が注目され、その中でも多くの関心を寄せているNFTはコミュニティを作り、このコミュニティの熱量によって、さまざまな価値が生まれています。

 

NFTと同様に、FiNANCiEにおけるトークンもまた、コミュニティを形成します。

では、トークンとNFTではどのような点が異なるのでしょうか?

 

ここでは、NFTよりもトークンを活用することのメリットを紹介します。

●NFTよりも流動性が高い

●発行数がNFTより圧倒的に多い

●分割が可能で、取引単位を非常に小さくできる

●無料で贈呈または低価格で売買できる

●匿名で売買できる

●NFTよりも幅広い層にリーチできる

 

また、FiNANCiEでは、「暗号資産ではないトークン」を、クラファンという形で実質的に販売しています。

暗号資産ではないという点で、法律的な問題をクリアしています。

 

 

フィナンシェのリーチの広さ

FiNANCiEのユーザー数は、現在約10万人に迫る勢いです。

一方でNFTを触っている日本人は約1〜1.5万人程度と言われています。

 

FiNANCiEはスマホアプリで始められ、日本円をクレカでチャージして、100円からトークンを買えるため、暗号資産の購入やウォレットの作成は不要です。参加のハードルが低いことが今後のさらなるユーザーの増加を期待させてくれます。

 

 

FiNANCiEの注目プロジェクト

最近のFiNANCiEのプロジェクトの中では、NFT発のコミュニティによるプロジェクトが初期販売から大きな成果を出しています。

 

ここでは2つの注目プロジェクトを紹介します。

 

CryptoNinja Games(CNG)

CryptoNinja Games(CNG)

出典:CryptoNinja Games(CNG) | FiNANCiE

 

CryptoNinja Games(CNG)は、「Web3時代のゲーム制作」を探究するコミュニティです。

キャラクターブランド「クリプトニンジャ」を活用したゲーム開発をさらに盛り上げるために誕生しました。

 

トークンやNFTといった技術をうまく活用し、コミュニティの力でゲームクリエイターを応援し、参加者でゲームを楽しめるような企画も開催されています。メンバー数はFiNANCiE上で最多の14,700人以上が参加しています。

 

1トークン=1円で開始された初期販売は1時間足らずで完売し、現在は1トークン=約180円もの値がついています。

 

 

sloth with creators (SWC)

sloth with creators (SWC)

出典:sloth with creators (SWC) | FiNANCiE

 

クリエイター向けのサービスを作るアル株式会社の代表けんすう氏(きせかえNFTの「sloth」 (@kensuu) / X – けんすう)が手がけるNFTプロジェクト「sloth」もFiNANCiEに参加しました。

slothは、これまで多くの有名プロジェクトとコラボした衣装NFTを展開しています。

 

国内最大手のCNPや、LLAC、Aopanda party、BOSO TOKYO などの超有名NFTブランドから、NFT GoなどのグローバルでのNFTサービス、CAMPFIRE、note、Voicyなどの国内のWebサービス、東京タワー、などの有名な作品や建物など、多くのコラボをしています。

 

今のslothには「slothという本体」と「運営が作る衣装」があるのみという課題を解決するために、sloth with creators(SWC)によって、「本体と衣装のオープン化」を進め、クリエイターや企業がslothをプラットフォームとして、着せ替えシステムに参加できる形にしています。

 

これにより、クリエイターは、自分のキャラクターをNFTとして売るときに、slothの上に乗っかることができます。

 

トークン保有者には、以下のようなユーティリティの提供が予定されています。

●サポーター限定チャンネルの参加

●サポーター限定衣装の購入権

●長期保有者限定の衣装プレゼント

●サポーター限定投票企画への参加

 

すでに、一定のトークン保有者に向けたサポーター限定チャンネルの読み物は人気となっています。

また、コメントの内容に応じて運営からトークンをプレゼントをもらうこともできます。

 

 

まとめ

今回の記事では、次世代クラウドファンディング「FiNANCiE」について紹介しました。

FiNANCiEは、資金調達の新たな形を提供し、プロジェクトとその支援者との間に前例のないつながりを生み出しています。

トークンの活用方法は各プロジェクトが模索中で、今後の展開が楽しみです。

このプラットフォームは、投資だけでなく、コミュニティの一員として直接関与することを望む人々にとって魅力的な選択肢となっています。

 

興味のある方は、この新しいクラウドファンディングに参加してみてください。

 

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